料理に合ったワインの選び方

フレンチにはどんなワインがおすすめでしょう?

 

 

ワイン王国フランスには、SOPEXA(フランス食品振興会)が提供する『ワインと料理の組み合わせ表』があります。グルメなフランス人が何百年もかけて確立してきた美食学の原則をわかりやすく一覧表にまとめたもので、これがおおいに参考になるんです。

 

 

その表によると、シャンパーニュのシャンパンは、
1.魚介類
2.ハム&ソーセージ
3.まろやかなチーズ
4.クセのあるチーズ
5.フォアグラ
6.白身の焼いた鳥肉
7.焼いた赤身の肉
8.ソースで煮込んだ肉
9.ジビエなどすべての料理に合うオールマイティ選手。

 

 

辛口白ワインのミュスカデ、シャブリは1~3、6に合います。コクのある赤ワインであるボルドー・ブルゴーニュは4、7~9。甘口の貴腐ワインとして有名なソーテルヌ(白)は4、軽い赤ワインのボージョレ・マコンは1~3、6~8。

 

 

これだけでも覚えるのはたいへんですが、知っているのと知らないのとでは大ちがい。お勉強ではなくより食事を豊かにエンジョイするためなんですから、知識を得ることを楽しみながら把握しておきたいものです。実際に組み合わせを試して、その絶妙なコンビネーションに感動すれば、舌の記憶は一生消えることはありません。